001019 恐怖感。
大切だったから、臆病になりました。 臆病になったから、だまっていました。 だまっていたら、届きませんでした。 届けたい言葉は、たくさんありました。 たくさんありすぎて、選ぶのに時間がかかりました。 時間がかかりすぎて、愛想つかされました。 それに気づくのが、遅すぎました。
実際僕と面識ある人はご存知でしょうが(来てくれている人ほぼ全員ですが)、口数が多い方ではありません。ていうか少ないです。ていうか、ないです(断言してみる)。頭の回転がのんびりのほほんなので、会話についていけやしません。ディスカッションの場なんてお手上げです。ううむ、この人、頭の回転速いなすごいな、などと思っているうちに時間は過ぎていきます。人の考えをすぐ飲みこむわりに、それに対するリアクションが遅く、頭の中でまとまった、と思ったときにはもう議題は別のものになっているという。そもそも「世の中にはいろいろな考えの人間がいる」という真実を常に意識しているから、ディスカッションに向かないのですな(森博嗣氏が言っておられましたが)。ダイレクトに意見を交換し合うことで得られるものが大であることはわかっているんですけれども、いやあ、難しいですな、はっはっは(ひらきなおっている)。
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