090904 ロンドンに行ってきました
夏期休暇を利用して、ロンドンに行ってきました。
土日と合わせて8日間の休暇でした。社会人になって以来、最長です (無職時代を除く) 。休みが取れたのはよいのですが、その背景のひとつに景気後退に伴う受注減がありますので、手放しで喜んでばかりもいられません。
滞在中、浮かれて写真を800枚くらい撮ってしまいました。デジカメは、際限なく撮れてしまうのがいいんだか悪いんだか。
夏期休暇を利用して、ロンドンに行ってきました。
土日と合わせて8日間の休暇でした。社会人になって以来、最長です (無職時代を除く) 。休みが取れたのはよいのですが、その背景のひとつに景気後退に伴う受注減がありますので、手放しで喜んでばかりもいられません。
滞在中、浮かれて写真を800枚くらい撮ってしまいました。デジカメは、際限なく撮れてしまうのがいいんだか悪いんだか。
この秋にから冬にかけて、東京都下および近郊の美術館・博物館では注目の企画が続々と開幕、ミーハーな僕は目移りしております。ざっと挙げるとこんな感じ。
フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち (東京都美術館)
ヴィルヘルム・ハンマースホイ 静かなる詩情 (国立西洋美術館)
没後40年 レオナール・フジタ展 (上野の森美術館)
巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡 (国立新美術館)
巨匠ピカソ 魂のポートレート (サントリー美術館)
ボストン美術館浮世絵名品展 (江戸東京博物館)
セザンヌ主義 (横浜美術館)
日本国内での人気や知名度が比較的高い作家 (ハンマースホイ除く) の企画が、これだけ一時期に集中するのも珍しいのではないでしょうか。 「セザンヌ」 - 「ピカソ」 - 「フジタ」 ラインで、前者が後者に与えた影響に思いを馳せながら追いかけてみるのも面白そうです。
私的優先順位に忠実に各地めぐっている今日このごろ、先日は午前休を使って上野のフェルメール展、ハンマースホイ展をハシゴしてきました。
フェルメールは今や日本でも人気作家のひとりとなりましたが、片やハンマースホイは先述の通り人気・知名度ともはるかに低いのが現状。僕もまた、今回の来日で初めてその名を耳にしました。
いきおい鑑賞前の期待度もフェルメールに比べれば低かったのですが、どっこい頑強な意思のもと描かれ続けた静謐な室内画の数々に心動かされ、先に観たフェルメールの印象がかすむくらいでした。フェルメールを 「光の天才画家」 と持ち上げていますが、フェルメールの影響を受けたとされるハンマースホイもまた、光の別の側面をとらえています。ヴィルヘルム・ハンマースホイ、おぼえておこう。おぼえにくいけど、一度おぼえれば忘れない、そんな名前。
名前といえば 「ヴィルヘルム・ハンマースホイ」 と、長いフルネームをあえて展覧会名にもってきたのは、一見したときの 「誰?」 「長!」 という疑問や驚きでもって印象づける意図があったのではないかな、と推測します。名前だけで一定の集客が見込める 「フェルメール」 「セザンヌ」 「ピカソ」 とは事情が異なるので。いい作家に出会えました。
先月TOEIC (国際コミュニケーション英語能力テスト) を受けまして、その結果が返ってきたのですが、昨年同時期とほぼ同じ成績でがっかりなのであります。
もっとも、対策としての勉強時間はきっぱりゼロなので、これで点数UPを期待するなんぞムシのいい話なのですが。維持できていただけでよしとします (先日のフィットネスクラブの日記でも同じようなこと書いたな) 。
成績はさておき (話そらす) 、今回の受験における極私的トピックは試験会場が母校であったという点。いまなお徒歩圏内に住んでおり、メーヤウに行くときなど近辺を歩く機会も多いため懐かしさの類はおぼえませんが、 「再びここで試験を受けることになろうとは」 という感慨は抱きました。 「馴染みのキャンパスだから落ち着いて試験に臨むことができ、好結果がもたらされるのでは?」 という淡い期待は露と消えました。
受験後、学生時代に所属していた研究室を覗いてみたらば、中はもぬけの殻でびっくり。聞けば今春、別のキャンパスに引っ越ししたとか。当時から一貫して帰属意識は低かったものの、短くない時間を過ごした場所が丸ごとなくなってしまったのは寂しいものです。
英語論文を読み解くのに四苦八苦していたその学生時代の記憶も朧になりつつあるいま、めぐりめぐって再び英語に向き合うことを強いられる環境に飛び込んでしまったわが身を呪う日々です。海外出張の回数ばかりいたずらに重ねつつありますが、英語能力が追いついてってません。英語から逃げ回ってきたツケと受け止め、勉強に励みます (ゆるめの決意表明) 。到達度の指標のひとつとして、今後も1年に一度くらいはTOEIC、受けるようにしようかな、と思う次第。
フィットネスクラブに通うこと1年。回数にすると44回。週イチにも満たないペースだったのは残念ですが、何はともあれ1年続いたのでよしとします。
注目の、この1年の成果。
体脂肪量:マイナス0.2kg
体脂肪率:マイナス0.3%
BMI:マイナス0.2
体力測定:6段階中下から2番目→下から3番目
うーん、誤差の範囲?
ひと月に3~4回程度の有酸素運動や筋トレで、劇的な成果が得られるとは思ってません。思ってませんが、なんだろう、この現状維持と言っていいくらいの微妙な成果は。トレーナーに示された3kg減という目標設定を 「中途半端」 と一蹴した身のほど知らずはどこのどいつだ (1年前の自分) 。
や、ここは前向きに考えなければ。基礎代謝が下降の一途をたどる30代に突入し、不規則不摂生な生活を続けていてもなおそれなりに維持できていたという点は、評価に値するのではないか。大丈夫、雨が降っても雪が降っても、残業のあとでも出張のあとでも、半ば義務感で (≒月会費を無駄にしないためにも) 通い続けた日々は無駄じゃなかった。無駄じゃなかった。無駄じゃなかった (自己暗示中) 。
自己暗示終了。
これからも、この調子でエアロバイクとトレッドミルと筋トレに励みたいと思います (孤独なトレーニングじゃないと続かないので、ヨガやピラティス、ボクササイズといったプログラムは利用していません) 。
関連日記
070726 目標の墓標
年末年始は、実家でゴロゴロテレビ三昧でした。日ごろはあんまりテレビを観ない生活を送っているので、ちょっと胸やけ。ドラマ 『ライアーゲーム』 の一挙再放送 (CX系、12月29~31日の3日連続) をぶっ通しで観てしまうし。赤・青・緑の光源が明滅を繰り返したりカチャカチャ切り替わったりという演出が多用されていたため、目がチカチカました (ドラマ自体はおもしろかったけど) 。
頭がいい感じにゆるんでいるので、本日の日記もゆるゆる箇条書きでお届けします。
年末です。付き合いの悪さには定評のある僕ですが、今年は忘年会に出席する (せざるをえない) 機会が妙に重なってしまい、やや食傷ぎみです。先日は編集部の忘年会の幹事を務めるハメに。出欠を確認して店を予約するくらいの簡単な役目とはいえ、気疲れしたなあ。
記憶がたしかなうちに、パリ出張の思い出を記しておきたいと思います。あっというまに1ヵ月経って、ものすごい勢いで忘れつつあるからです (記憶力弱い) 。 「あれ、仕事で行ったんじゃなかったでしたっけ?」 という事柄ばかりですが気にしないでください。
ぐぐっと気温が下がり、冬、到来の間近を思わせる。秋の終わりをはかなんでいるヒマもない、慌しい季節の移行。
サンマが好きで、この秋も何尾食べたか知れない。近所のスーパーは夜10時まで営業しており、会社帰りに滑り込みで入店し、パック詰めの最後の1尾を購入したこともあった。
休日の昼に同じスーパーに行くと、魚屋よろしく発泡スチロールの箱に氷漬けされたサンマが売られていることが多い。パック詰めに比べて新鮮そうに見える。備え付けのビニル袋に4尾入れ、口を縛ってカゴに入れる。2、3日分の夕食確保。
僕は当ブログと同一のエントリーを、mixiでも公開しています。泣く子も黙るSNS (ソーシャル・ネットワーキング・サービス) の雄です (2007年現在) 。
立教大学池袋キャンパスで開催された日本推理作家協会60周年記念イベント 「作家と遊ぼう! ミステリーカレッジ」 に参加してきました (以下、作家名すべて敬称略) 。
前回のエントリーで無駄に前フリしましたが、パリに来ています。
BOSS: Ranaくん、今度の取材、パリ。
Rana: はうあっ。
BOSS: ひとりで行ってね。
Rana: ぎゃふん。
と、軽い乗りで決まった初の海外単身出張も、まもなく終わろうとしています。ここまで、シカゴ出張時のエントリーのコピー&ペーストですごめんなさい。
昨年、旅行で訪れていてよかったとつくづく感じました。2度目ということで、落ち着いた心持で街並を眺めることができます。これが初の渡仏だったら、浮き足立って仕事どころじゃなかったかもしれません。
本出張の目的を完遂するためには、制作物に掲載する素材としてパリの風景写真を撮影することも必要です。モンマルトルの丘やトロカデロ庭園に嬉々として足を伸ばしては 「仕事です。これは仕事なのです」 と言い聞かせながらシャッターをパシャパシャ切ってきました。
うっかりすると 「仕事でサンジェルマン大通りを歩いている自分」 に酔って勘違いしそうになるのですが、ウィンドウに映る己の姿を見て即座に現実に引き戻されるので大丈夫です。
それにしてもパリ市街には中国人団体旅行者が多い。中国語が他言語を制する勢いで飛び交い、行動もアグレッシブ。ひと昔前の日本人も、こんな感じだったのでしょうか。日本人は老若問わずカップルが多い。僕は仕事ですよ。ひとりですよ。
時にたとえば街中ですれちがい際に肩がぶつかってしまったとき、こちらでは 「パルドン (pardon) 」 と言えばいいわけですが、僕は最初の海外旅行で訪れた中国の記憶が鮮明に残っているためか、どうしても 「ドゥイプチィ (対不起) 」 と言ってしまうのです。商人の売り込みを断るときには 「プーヤオ (不要) 」 と言ってしまうし。自分がどこの国を訪れているのか、一瞬混乱してしまうようです。
と、またもワールドワイドなキャラクターを装った更新をしてしまいました。よもや、転職1周年をパリで単身迎えることになろうとは。以下、写真をいくつかご紹介。
3日連続でタクシーチケットを使うハメに。
残業で終電を逃した場合、 「タクシーで帰る」 か 「会社近くのホテルに泊まる」 かの二択に迫られます。自宅の煎餅布団が恋しい僕は、迷うことなくタクシーチケットの利用を選択しているのですが、私用でタクシーに乗ることなんてまずない身、いまだに慣れることができないでいます。
手を挙げてタクシーを停めて、
ドライバーに行き先を告げて、
自宅までの道のりを案内して、
チケットに金額を書き入れて、
ドライバーにチケットを渡す。
これら一挙一動に、終始緊張。 「私めがタクシー乗っちゃっていいんですか?」 「チケットなんて偉そうだぞ」 「バチ当たらないかな」 などと無駄に恐縮しながら乗車するため、仕事以上に気疲れしてしまう始末。どこまで小心者なんでしょう。颯爽とタクシーを拾い、華麗にタクシーチケットを使いこなす、サウイフ大人ノ男ニ、ワタシハナリタイ。
もとい、なりたくない。今日は定時で帰ってやる。ひとり 「家族だんらん法」 (現厚労相の置き土産) だぜ。
日曜の朝、髭を剃りました。土日が休みの場合、髭を剃らずに過ごしてしまうことが多い (おかげで、日曜の夜には 「どこの泥棒さんですか?」 というくらいの無精髭が出来上がります) 僕にしては、異例の事態です。
それというのも、原宿と六本木に、展覧会を観に行くから。近所の映画館に行くくらいなら平気ですが、原宿・六本木となると 「無精髭だとマズいのではないか」 と思ってしまいます。 「誰もあなたの髭なんて気にしませんよ」 というのも薄々わかっちゃいるのに、「原宿」 「六本木」 という街のイメージにとらわれ、無駄にていねいに髭を剃ってしまう悲しさ。嗚呼。
シカゴに来ています。
BOSS: Ranaくん、今度の取材、シカゴ。
Rana: はうあっ。
と、軽い乗りで決まった初の海外出張も、まもなく終わろうとしています。取材は順調なのですが、異文化コミュニケーションの難しさからもたらされる疲労の度合いは、旅行でお気楽に訪れるときのそれとは比べものになりません。会話に行き詰まったからといって愛想笑いで逃げるわけにはいかないのです (逃げてた模様) 。
何に価値を認めるか、幾らまでなら金銭を支払ってもよいと考えるか、そして実際に購入という行動に移すか否かの判断。当然これらは人によって異なる問題であって、ある人が嬉々として購入したものに対し、その隣人が 「なぜあんなものにあんな金をかけるのか」 と首をひねるのは、よくある話である。
僕は1997年3月31日に上京し、翌4月1日の大学入学式に出席したので、昨日・今日は記念すべき東京生活10周年だったのであります。10年といえば今まで住んだことのあるどの街よりも長いわけで、これはもう僕のことをシティボーイと呼んでいただいても差し支えなかろうと思います。
土曜日の午後。青山通りを散策し、ふと立ち寄った書店で、
……と書き出してみて、 「なんてオシャレっぽい書き出しなんだ」 と思いました。ので、もう1回書きます。
ボーナスをいただいたので、新しいパソコンを購入しました。立ち寄った家電量販店で、いちばんお値打ちっぽいのを選択。いや選んだというか即決というか。とくにスペックを吟味することもなく。 「スペック」 って言ってみたかっただけですごめんなさい。こういう買い物は悩み始めるとキリがないので、勢いにまかせてみました。
「Windows Vista」 の発売も間近に迫るなか、ようやくXPに。なにせこれまでのOSが 「Windows 98」 ですから、素敵な飛躍です。FIFAワールドカップドイツ大会の記憶も遠くなりつつある2006年暮れ、僕の家だけフランス大会だったのです。
HDDは10倍 (8GB→80GB) 、メモリは5倍 (192MB→1GB) 、CPUは3倍強 (500MHz→1.6GHz) となる一方、価格は前に購入した6年半前の半分以下。隔世の感があります。そりゃジダンも引退するはずです。
ラーメンズ出演のCMに誘われて、MacBookの購入もちょっとだけ選択肢に入っていたのですが、これまで学校や会社でMacに触れる機会が多かったこともあって僕にとっては 「Mac=勉強・仕事」 のイメージが強固です。 「家でもMacじゃ気分転換にならん」 と、やはりパソコンにしときました。CMの流れとは逆ですね。
どれだけ高性能になったとて、家のパソコンですることといえばインターネットと日記書き、そしてちょこっとした画像編集くらい。さっそくもてあまし気味ではあるのですが、動作は快適です。新しい環境からの一発目の更新でした。
学生時代には週に2回も3回も行っていたカラオケですが、卒業後は年に1、2回がいいところになってしまいました。
先日は、記憶する限り今年2回目のカラオケでした。会社の忘年会の3次会。カラオケボックスではなく、とある銀座のバーです。カウンターがあって、ママがいて、水割りが出てくる。絵に描いたようなオトナの社交場です。
本題に入る前に、予備知識を。現在、インドのマンモハン・シン首相が来日中で、今日15日に、安倍晋三首相との会談が予定されています。急成長を続けるアジアの大国との今後の経済協力のあり方を占う意味で、重要な会談といえるでしょう。
おさらいします。インドの首相は、マンモハン・シンです。
それを踏まえて。
出張や帰省で、東海道新幹線をしょっちゅう利用します。この金曜から土曜にかけての京都出張でも利用しました。
9月末から10月初頭にかけて、ヨーロッパ3ヵ国 (フランス、ベルギー、オランダ) を旅行してまいりました。
4年前の大会では1分たりとも日本の試合を観ることができなかった僕ですが、今回は社会人に比較的やさしい時間帯に放映されていたため (3戦目除く) 、各試合10分から20分くらいずつは観戦できました。
3夜連続の視聴率20%超えで有終の美を飾ったドラマ 『古畑任三郎FINAL』 ですが、僕は予約録画した6時間分のビデオテープを前に 「……いつ見られるかなあ」 と、途方に暮れています。HDDレコーダー隆盛のご時世、 「ビデオ」 という単語もずいぶんレトロな色合いを帯びてきました。
出張先。打ち合わせが終わったあとの雑談の席で、相手方の事務長職にある人が、言った。
「ぼくも昔、編集の仕事をやってたこと、あるんですよ」
学生時代、毎日のように顔をつき合わせていた友人たちとも卒業以後はめっきり疎遠になり、それこそ結婚式級のイベントでもない限りは連絡を取ることもなくなってしまっている。
転勤で東京勤務となった父が、僕の家から地下鉄で一本と、そう遠くない距離に引っ越してきた。その当日、つまり今日だが、僕は引っ越しの手伝いのために休日らしからぬ早起きをして外へ出て、前夜父が滞在していたホテルへと向かった。