070726 目標の墓標 [随想]
目標設定って難しい。社会人になったいま、こう感じる機会が多くあります。学生時代ならば、たとえば100点満点のテストで80点をめざすとか、部活動の県大会で初戦突破をめざすとか、身の丈に即したわかりやすい目標が身近にあったものです。うん、部活動の経験ないけど言ってみた。
目標設定って難しい。社会人になったいま、こう感じる機会が多くあります。学生時代ならば、たとえば100点満点のテストで80点をめざすとか、部活動の県大会で初戦突破をめざすとか、身の丈に即したわかりやすい目標が身近にあったものです。うん、部活動の経験ないけど言ってみた。
「じゅうく、はたち」 に比べて、 「にじゅうきゅう、さんじゅう」 はゴロ的にも字ヅラ的にも劣る。 「20歳プラス10」 という歳月の間に夾雑 (きょうざつ) し付帯するさまざまなモノが、語句を冗長にしリズムを狂わせているように思われる。
表紙レイアウトを担当させていただいた 『層――映像と表現』 創刊号 (北海道大学大学院文学研究科 映像・表現文化論講座 編) が、ゆまに書房より刊行されました。
映像と言語表現に関して、それを取り巻く時代、文化、媒体その他諸々の枠組みを飛び越えて議論する場とならんことをめざす、野心的な 「メディア」 の誕生に、わずかながら力添えできたのは幸いでした。今後の発展を祈念いたします。
また、貴重な機会を与えてくださった編集長の押野武志氏、ならびに大学以来の友人もろやん氏に、感謝申し上げます。本誌が、まさに今日、届いたのも何かの縁だと思います。ありがとうございました。
『層――映像と表現』 創刊号
特集:映像批評の現在
定価:本体1,890円 (税込)
2007年6月刊行
ISBN:978-4-8433-2359-5 C3370
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