071031 パリ、ジュテーム [日常]
前回のエントリーで無駄に前フリしましたが、パリに来ています。
BOSS: Ranaくん、今度の取材、パリ。
Rana: はうあっ。
BOSS: ひとりで行ってね。
Rana: ぎゃふん。
と、軽い乗りで決まった初の海外単身出張も、まもなく終わろうとしています。ここまで、シカゴ出張時のエントリーのコピー&ペーストですごめんなさい。
昨年、旅行で訪れていてよかったとつくづく感じました。2度目ということで、落ち着いた心持で街並を眺めることができます。これが初の渡仏だったら、浮き足立って仕事どころじゃなかったかもしれません。
本出張の目的を完遂するためには、制作物に掲載する素材としてパリの風景写真を撮影することも必要です。モンマルトルの丘やトロカデロ庭園に嬉々として足を伸ばしては 「仕事です。これは仕事なのです」 と言い聞かせながらシャッターをパシャパシャ切ってきました。
うっかりすると 「仕事でサンジェルマン大通りを歩いている自分」 に酔って勘違いしそうになるのですが、ウィンドウに映る己の姿を見て即座に現実に引き戻されるので大丈夫です。
それにしてもパリ市街には中国人団体旅行者が多い。中国語が他言語を制する勢いで飛び交い、行動もアグレッシブ。ひと昔前の日本人も、こんな感じだったのでしょうか。日本人は老若問わずカップルが多い。僕は仕事ですよ。ひとりですよ。
時にたとえば街中ですれちがい際に肩がぶつかってしまったとき、こちらでは 「パルドン (pardon) 」 と言えばいいわけですが、僕は最初の海外旅行で訪れた中国の記憶が鮮明に残っているためか、どうしても 「ドゥイプチィ (対不起) 」 と言ってしまうのです。商人の売り込みを断るときには 「プーヤオ (不要) 」 と言ってしまうし。自分がどこの国を訪れているのか、一瞬混乱してしまうようです。
と、またもワールドワイドなキャラクターを装った更新をしてしまいました。よもや、転職1周年をパリで単身迎えることになろうとは。以下、写真をいくつかご紹介。