061007 ヨーロッパに行ってきました [日常]

 9月末から10月初頭にかけて、ヨーロッパ3ヵ国 (フランス、ベルギー、オランダ) を旅行してまいりました。

 はじめに弁明しておかなければならないのは、僕は4000分の1ではありません、ということです。10月1日におこなわれた凱旋門賞の観戦にパリを訪れた日本人は4000人とも6000人とも報道されていますが、僕はそのひとりではない。現に前日の9月30日にはパリを発ち、隣国ベルギーはブリュッセルに向かったのであります。凱旋門賞の結果は、街中から携帯電話で日刊スポーツのサイトにアクセスして知りました。日本にいるときと変わりゃしません。

 じゃあ何をしていたのかというと、ひたすら絵画の鑑賞ばかりしていたように思います。都合滞在7日間で、 「美術館」 と名がつく施設だけでも8ヵ所巡りました。 「鑑賞」 と言うのもはばかられるくらいに駆け足ではあったものの、なんかもう一生分の絵画を観てしまったかのような感もあります。

 これまでアジアを中心に何度か海外旅行には行ってきましたが、サイトでその記録を残したことはありませんでした。今回は初のヨーロッパだったこともあってやや気持が高ぶっており、その余勢を駆って撮ってきた写真の一部を紹介したいと思います。撮った写真の数は、500を超えました。どんだけ興奮していたのか。500も撮ってこれかとか言わないように。

■060928-30 フランス (パリ、ヴェルサイユ)


ルーヴル美術館。ジャン・レノが 「パリのキズ」 とか言っていたピラミッド。 (『ダ・ヴィンチコード』)


この下になんかある。 (ネタバレか)


なんか狙ってる。 (ブールデル 『弓を射るヘラクレス』 オルセー美術館蔵)


なんか考えてる。(ロダン 『考える人』 ロダン美術館蔵)


改築されたばかりのオランジュリー美術館には、モネの 『睡蓮』 を展示するためだけにしつらえられた部屋があります。圧巻。


地下鉄構内をはじめ、街中には凱旋門賞のポスターがたくさん。


エッフェル塔。ほぼ同じアングルで東京タワーを撮ったことがあったので、並べてみました。日仏共演。

■060930-1002 ベルギー (ブリュッセル、アントワープ)


アントワープ観光中、突如雹が降ってきたので、マクドナルドの軒下に避難。


10分足らずで、街が水びたしに。

■061002-04 オランダ (アムステルダム、デン・ハーグ)


マウリッツハイス美術館 。フェルメール 『真珠の耳飾りの少女』 があります。


コロッケの元祖 「クロケット」 は、自動販売機で売っています。


アムステルダム国立美術館。フェルメール 『牛乳を注ぐ女』 等4点のほか、レンブラントの代表作 『夜警』 があります。


デン・ハーグからアムステルダムに向かう電車からの眺め。マグリットの雲みたいなのが、たくさん浮かんでいました。


ファン・ゴッホ美術館では、日本をテーマとした特別展 「Japanse zomer」 開催中。何の因果か日本展を観る。

 フェルメールとかレンブラントとかルーベンスとかゴッホとか、どれか一点でも日本に来れば展覧会の目玉になりうる作品がゾロゾロ並んでるんだから、たいへん疲れました。でも至福。フランス語、オランダ語圏の国々でしたが、ほとんどカタコトの英語で (強引に) 用が足せてしまったので、用いたのは 「ボンジュール」 「メルシー」 くらいでした。もったいない。

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