080104 中原中也、戦力外通告、コブクロ [日常]

 年末年始は、実家でゴロゴロテレビ三昧でした。日ごろはあんまりテレビを観ない生活を送っているので、ちょっと胸やけ。ドラマ 『ライアーゲーム』 の一挙再放送 (CX系、12月29~31日の3日連続) をぶっ通しで観てしまうし。赤・青・緑の光源が明滅を繰り返したりカチャカチャ切り替わったりという演出が多用されていたため、目がチカチカました (ドラマ自体はおもしろかったけど) 。

 頭がいい感じにゆるんでいるので、本日の日記もゆるゆる箇条書きでお届けします。

年賀状
 企画を呼びかけておきながら、今回は一部、年が明けてから投函する体たらくでした。元日にお届けできずすみません。さらに迂闊なことに、引っ越しされた方々に関してうっかり旧住所宛に送ってしまったものもありまして、無事届いているかな? というのがちと不安です。 「届いていないんだけど……」 という方、もしいらっしゃいましたらご連絡ください。また、受け取っていただくのみならず、素敵な年賀状をお送りいただいたみなさん、ありがとうございました!

忘年会ラッシュの果てに
 胃へのダメージが蓄積、29~31日にかけて食欲不振に陥りました。実家では焼肉だの鍋だの寿司だのが出てきたんですが、思うように食べることができず涙をのみました。元日にはなんとか回復。

「美の巨人たち 1時間スペシャル 『ヨーロッパ絵画黄金時代』 」
 12月30日夕のテレビ東京系。好きな番組のひとつですが、このスペシャルはとくによかった。ボッティチェリ 「ヴィーナス誕生」 、レンブラント 「放蕩息子の帰宅」 、モネ 「印象 日の出」 を中心に据えながら、ルネサンス~オランダ黄金時代~印象派の台頭に至る流れを明快に解説。ウフィッツィ美術館 (フィレンツェ) やエルミタージュ美術館 (サンクトペテルベルグ) に、めちゃめちゃ行きたくなりました。

「ETV特集:大東京の真中で、一人 ~詩人・中原中也を歩く~」
 30日夜のNHK教育。作家・町田康が中也の足跡を訪ね歩く。上京後の中也の最初の下宿先として紹介された場所が、すぐ近所だったのでびっくり。 「わ、しょっちゅう通ってるよ、ここ」 と。小林秀雄とイロイロあったのも、80年以上前のこの場所だったのですね。30歳で夭逝した中也の人生と、作品の数々に触れることができました。

「プロ野球戦力外通告・クビを宣告された男達」
 同じく30日夜のTBS系。在籍したプロ野球球団から戦力外を通告された選手たちのその後をを追う、TBSが得意とするドキュメンタリ。今回は元ジャイアンツの三浦貴、元ライオンズの柴田博之が取材を受けていました。ふたりとも自分と同世代 (三浦29歳、柴田31歳) なので、身につまされる部分も。 「 (プロ野球選手は) 小学生のころからの夢だった」 と三浦が語っていましたが、僕自身、現在の職業は小学生のころからなりたかった職業のひとつだったわけで、いま、唐突に会社から戦力外通告されたらと思うとゾッとします。 「正社員」 という立場にいると 「戦力であり続けよう」 とする緊張感を失い、技術の練磨を怠りがちになるのが怖い。

「第49回 輝く!日本レコード大賞」
 同じく30日夜のTBS系。コブクロが 「蕾」 で大賞を受賞。小渕健太郎、黒田俊介ともに1977年生まれということで、こちらも同世代。5、6年前に学園祭で目にして以来、比較的よく聴いたりカラオケで歌ったりしてきたので、 「ついにここまで来たかー」 という感じです。同世代で言えば10年以上前には安室奈美恵が受賞しているし一昨年には氷川きよしも受賞しているんですが、このふたりの場合とは別の意味で、受賞に至ったコブクロの道程は素直に祝福したいし、嫉妬もしたいと思います。

吉永小百合から年賀状
 明けて元日。届いた年賀状を確認していた父が 「うおっ、吉永小百合から年賀状が来たかと思った!」 と叫びました。うん、それは映画 『母べえ』 のPRも兼ねた日本郵政グループの挨拶状だよね。全家庭に届いているよね。一瞬とはいえ 「吉永小百合が我が家に年賀状を出す」 という事態を想定した父がお茶目でした。

 30歳で死去した中也、クビを宣告された三浦・柴田、レコード大賞を受賞したコブクロ。同世代の彼らの軌跡を思いながら、30代に突入した僕の2007年は暮れたのでした (キレイにまとめました) 。今年もよろしくお願いします。

comments

改めてあけましておめでとうございます。
年賀状はちゃんと1日に届きましたよん。
逆に私からのが1日に間に合ってないかも…遅れてたらすいません。こんな感じで今年もよろしくお願いします。

ひまさん>
年賀状ありがとうございました。ひまの嫁入り、でしたね。幸福感が伝わってくるような。いいですねえ。

今年もあんまり更新しないとは思いますが (宣言) 、どうぞよろしくお願いいたします。

  • by Rana
  • at 080106 14:14
comment form
comment form

Recent Entries

Search


Category Archives